ひとはなぜ特に意味のない嘘をつくのだろう、ということをパスタが茹で上がる八分間ずっと考えていました。
というのも前に、すごく恥ずかしかったことがありまして、
ふと友人が「オイスターソースは牡蠣じゃん? じゃあウスターソースのウスターって何なんだろうな」と言ったのです。
わかりにくいと思うので、図で表すとこんな感じです。
僕は自信満々で「ああ、臼田さんが作ったからウスターなんだよ」
友人は「え? そうなの?」といいつつも疑りぶかいタイプなのでネット検索。
僕は自信満々。
で、友人「いや、これ、全然違うやんか」
で、友人「いや、これ、全然違うやんか」
ウスターソースのウスターはWorcesterと書くのだそうで、イギリスの町の名前だそうです。
僕は誰かからはっきりと「ウスターソースは臼田さんが作った」という話を聞いた記憶があり、もうかれこれ何年もその話を信じていたのです。
一体誰がこんなどうでもいい嘘を俺に教えたんだよ、だいたいなんなんだよこの嘘は!
って思うけど、実は僕もこういうどうでもいい嘘を結構つきます。
わかりやすく図で表すとこんな感じです。
これは、なぜかという僕が負けず嫌いだからであり、ちょっとずるいからなのです。
例えば、友達とこういう論争になったとします。
友達が「血液型占いとか絶対嘘だよ」といっていて
僕が「血液型占いは結構あたるよ」と思っている場合
ややこしいので図を載せておきます。
論争が激しさをまし、僕が劣勢に立たされたとき、僕の口からこんな言葉が飛び出します。
「でも今までにアメリカでスパイ嫌疑でつかまった人間の80パーセントはAB型だったって調査結果もあるらしいぜ」
嘘です。まったくのでたらめです。僕がさっき作りました。
ちゃんと、「らしい」ってつけてます。
当然友人は疑います。
わかりにくい概念なのでイメージ図にしてみました。(あくまでイメージです)
友人は「誰がそんなこといったんだよ」とかいいだします。
僕は「なんか適当にネット見てたらそういうことが書いてあったんだよ」といいます。
嘘です。ネットにそんなことかいてないです(ひょっとしたらあるかもしれませんが見たことないです)。
でも友人は僕の嘘にはまったく気づくそぶりも見せずにこういいます。
「ネットだろ? そんなの信用できるかよ」
一方の僕は「でも、結構ほんとっぽく書いてあったけどなあ」って感じになってもうこれ以上の論争はなくなります。
なぜなら、悪いのはネットにあったその情報だからです(ほんとはないけど。僕が作った情報だけど)。
はじめ僕が血液型占いを信じるといったのは単に感覚的なもの(誰にでも当てはまることを言われてあたってるーと錯覚するやつ)だったとしても、「スパイの80パーセントはAB型」というどうでもいい嘘をつくことによって、ちゃんとした根拠あっての意見だったことになります。
もちろんスパイ云々はすべて嘘ですが、そこで「ネットで見た」ということで、僕はうそつきではなくネット上のあいまいな情報に踊らされた被害者になります。
これもひとえにネットが社会に浸透し、そして「ネットの情報にはあいまいなものが多い」という非常にあいまいな情報が常識として定着したからだと考えれば、僕はネット社会に頭が上がりません。
ネットがなかったら堂々とどうでもいいうそはつけないし、
さっきのような状況でどうでもいいうそをつかなかったら、僕はちゃんと考えもせず感覚的にモノをいう適当野郎だと思われていたんですからね。
ま、こんな感じに、どうでもいい嘘ってのは実はそれが生まれた場面ではどうでもよくなかったりするのです。
ま、このブログに乗せた数々の図は本当にどうでもいいんですけどね。
(そういえば前回の日記で夢日記を書くといってましたが、アレから本当に夢を見ていません。)




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