2015年9月29日火曜日
九州弁について
お久しぶりです。
最近ラジオを聴いてたらちょっと気になる話題があったので書きます。
爆笑問題の番組で、まあ、ポッドキャストで聞いてるので放送されたのはもうずいぶん前のやつなんですけど、
えと、内容としてはリスナーが爆笑問題の田中がいかにも怒りそうな出来事を投稿してそれを田中が3段階で評価するってコーナー
その中でこんな投稿がありました。
最近入社してきた後輩がやたら「なるほどです」と使う。「なるほどです」って何だよ!そもそも日本語としておかしいし、ちょっと偉そうだし、もう! これってむかつきません?
まあ、すごいはしょりましたけど、そんなです。
で、田中は「ちょっとむかつくかな。なるほどですはおかしいよね」って感じの感想だったんですけど、そのときちょうどゲストで来てたカンニング竹山(福岡出身)が言ったことに
「それって九州弁かもしれないですよ」
そうなんです! 九州外の人にはわからないかもしれませんけど、九州の人はこの「なるほどです」はかなりよく使います!
ってか、確かに日本語として正しくないんですけど、九州の人って結構なんにでも「です」をつければ敬語になると思ってるところがあって、まるで魔法の言葉のようになんにでも「です」をつけるんです。
長崎だったら語尾に「○○ばい」ってつけるんですけど、これをどうにか敬語っぽくしようとして「○○ですばい」っていうし、
「すみませんけど」という言葉を知らないのか、「ごめんですけど」を多用します。
ほかにも「ですけん」「せんばです」「いかんです」など、とにかく「です」をつける。
しかもそれが九州限定じゃなくどこでも通じると思ってるから
だって「ごめん」も「なるほど」も標準語だし、「です」も標準語だからそのハイブリッドである「なるほどです」も「ごめんです」も当然標準語だろ、と思ってるから
それを九州外で言ってしまって主に東京人とかに馬鹿にされるんです。
ってか大阪にいたときにすごい思ったんですけど
九州でしか通じないのに、九州の人は標準語だと思ってる言葉がすごい多い!
ので、下に九州でしかおそらく通じない言葉を上げときますんで、九州から出る人は注意してください。また、九州外の人はこれを使っている九州人を理解してやってください。
「せんば」
これは、「しないと」という意味です。九州では「否定+ば」で「must」の意味になります。
まあ、これは結構みんな九州弁って意識してるけど、九州人が思ってる以上に九州外では通じないので気をつけましょう。(九州人は九州弁は本州においても関西弁程度には通じると思ってますし、実際「~やけん」程度なら通じます)
「(テレビ等で)あってる」
これは多くの九州人が標準語だと思ってます。
が、九州外で「今日何も面白い番組あってないね」というと「日本語でおk?」となります。そしてこれのたちの悪いところは「じゃあ、番組があってるってことを標準語でなんていうんだろう」っていうのがすぐ出てこないところ。
たいていの九州弁は指摘されたらそれに対応する標準語がすぐ出てくるのですが、これの場合「あってる」じゃなければ何なのか、と考え、混乱します。ちなみに標準語では「オンエアーされている」といいます。
「今日何も面白い番組あっとらん」を東京人に使うなら「今日何も面白い番組オンエアーされとらん」としなければならないのです。気をつけましょう。
「こっちんがわ」
これは女性が使うととても恥ずかしい思いをします。ちなみに意味は「こちら側」。
これを標準語だと思ってしまうのは「こっち」と「側」が標準語であること、また「あたしんち」等が全国区なので、属格の「の」が「ん」になるのが全国共通だと思われがちであるためです。
結果「こっち」の「側」が「こっちんがわ」になるのは全国共通だと思い込み、その恥ずかしい響きにも気づかずに使ってしまうようです。女性の皆さん気をつけましょう。
「ブラックモンブラン」
衝撃の事実ですが九州限定です。たまに気の利くスーパーとかだと売ってたりしますが、コンビニにはありませんので気をつけましょう。
「リョーユーパン」
これまた九州限定です。大阪にはありませんでしたが、それで特に困ることもありませんでした。
番外編
「やぜか」
これは九州弁ではなく、「長崎弁」です。これ、長崎を一歩出るともう通じません。佐賀でもだめです。気をつけましょう。あと、これもまた対応する標準語が見つからないので、悩ましいところです。「うざい」よりももっと軽い感じっていえばわかるんでしょうか。
ちなみに「やぜか」を長崎外の人に説明するときに「やぜらしいっていう意味」と説明する人がたまに見受けられますが、「やぜらしい」も通じません。気をつけましょう。
以上!
※これまですべて個人的意見です。方言の分布は複雑なので、上に上げたすべてが九州外で通じないということはありませんし、九州のすべての地域で使われているということでもありませんので、あしからず(九州弁で「足から出る」という意味です)。
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